作業療法士にっしのブログ

作業療法士の日常を綴っています

作業療法実習はきびしい!?

 

今回は作業療法学生が避けては通れない実習について書こうと思います。

 

大学によって多少の違いはありますが、多くの場合、3〜8週間程度の実習が複数回あります。

この実習を無事に終えない限り、次年度はありません…

 

この一見、厳しそうな実習ですが、私の体験談では本当に厳しいです😢

そんな厳しい実習を乗り越える極意、お伝えできればと思います。

 

私が実習に行ったのは、身体障害領域に当たる病院でした。

実習初日、バイザーを始め、勤務されている療法士のみなさんに挨拶をします。

↑ここ大事です。初日の印象でその後の接され方が変わるといっても過言ではないでしょう。

 

ポイントは 明るく!声大きく!元気よく!

       礼儀も正しくね。

 

その後、実際の臨床で見学や評価、治療を行っていきます。

 

ここでのポイントは 積極性!

ほとんどのバイザーはまず、ここをみてます。

 

とはいえ、積極性と言っても何をしたらいいのかと思うでしょう。

 

私もそうでした。

 「質問ある?」

と突然言われてもなかなか質問できませんでした。

なぜ質問出来ないかというと、根本的に何も分からないからだと思います。

分からない事が分からない。

それもそのはず、座学で勉強した知識はあっても実際にみるのとは訳が違います。

ここが大学での講義の問題点でもあると思うんですが、作業療法においてはテンプレートに沿った治療なんてほとんどないと思いますし、患者さん個人に合わせた介入を行っているから尚更です。

 

じゃあ、学生はどうすればいいか…

 

分からない事は全部聞きましょう!

 

私が実習生だった頃は分からない事を聞くと

「調べて来い!」

と言われ、課題ばかりが増えて地獄を見ていましたが、

今は違います!

丁寧に指導してくれます。

(ただ自分で調べてみる努力も時には必要です。)

学生をイジメようとしたり、苦しめようとするバイザーはまずいません。いたら連絡して下さい。

(なお、理学療法士作業療法士臨床実習指導者講習という物があり、バイザーをする療法士にはこの講習の受講が義務づけられています。)

 

話が少しズレましたが、

実習で最初から全て上手くいく学生はまず、いないでしょう。

いたら実習いりません。笑

実習では大学の講義で学べない事、知れない事ばかりです。

実習先の療法士から様々な情報を聞き出して自分の力にしていきましょう!

 

ただし、遊びに行くわけではありません⚠️

見学させて頂く患者さんは学生の実験台でもありません。

担当になった患者さんには誠意を持って関わらせて頂きましょう。

↑これが出来ないようであれば残念ながら作業療法士には向いていないかもしれません…

 

実習は厳しい、しんどい、辛いという先入観は捨てて、自分の好奇心の赴くままに質問したり、評価治療の体験をしていきましょう❗️

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました😊