解剖学総論①
今回は某SNSでアンケートを実施した結果を踏まえて解剖学の内容を記事にしてみようと思います。
まずは手始めに解剖学の総論①を綴っていきます。
基本的な事ですが、復習と思って読んでいただけると幸いです。
・人体の大要
1.動物
動物界において動物は脊柱の有無によって、脊椎を有する脊椎動物と脊椎をもたない無脊椎動物とに大別されます。
さらに脊椎動物は魚類、両生類、爬虫類、鳥類、哺乳類に分類されます。
ヒトは哺乳類に分類され、その中の霊長目のヒト上科に属します。
このヒト上科はオランウータンやチンパンジー、ゴリラ、テナガザルの4種からなる類人猿類とヒトの1種のみからなるヒト科に分けられます。
2.人体
人体は骨格で囲まれた4つの体腔があります。その4つの体腔は頭蓋腔(脳)、脊柱管(脊髄)、胸腔(心臓、肺、食道など)、腹腔(胃、小腸、大腸、肝臓、腎臓など)。
腹腔の一部で腹腔下部には骨盤腔があり、内部に骨盤内臓を有します。
骨盤内臓は男性では膀胱、直腸が位置し、女性は膀胱、子宮、直腸が位置します。