作業療法士にっしのブログ

作業療法士の日常を綴っています

作業療法士 国家試験について

 

今から書いていくのは国家試験の概要について書いていきます。

 

現在、国家試験勉強中の学生や、

   今後、作業療法士を目指す方は参考にしていただければと思います。

 

 

 

 

作業療法士国家試験

 

1.試験日程

毎年、9月頃に厚生労働省から発表があります。

理学療法士作業療法士は同日、言語聴覚士はその前日になります。

 

今年はというと

  令和3年 2月21日 (日) でした。

 

 

2.試験場所

北海道、宮城県、東京都、愛知県、大阪府香川県、福岡県、沖縄県

3.試験内容

一般問題

解剖学、生理学、運動学、病理学概論、臨床心理学、

リハビリテーション医学(リハビリテーション概論を含む)、

臨床医学大要(人間発達学を含む)、および作業療法

実地問題

運動学、臨床心理学、リハビリテーション医学、

臨床医学大要(人間発達学を含む)および作業療法

 

4.試験時間

午前、午後とも各2時間40分  各100問

 

5.合格基準

 午前午後合計200問のうち

  専門分野(作業療法)が60問、実地問題が40問、専門基礎分野が100問

  一般問題(専門分野、専門基礎分野)を1問1点、実地問題を1問3点とし、

   総得点280点満点 その内、実地問題120点

 実地問題35%、総得点60%がおおよその合格基準となり、

  総得点168点 実地問題42点がおおよそのボーダーラインになります。

 

※年によって不適切問題があるため、総得点、合格基準ともに変動します。

 

6.合格率

 2020年は合格率87.3%

 2019年は合格率71.3%

 2018年は合格率76.2%

   合格率だけみると決して難しい試験ではありません。

 

 

7.最後に

作業療法士国家試験は決して難しい試験ではありません。

国家試験対策、日々の学習、当日にその実力を十分に発揮できれば合格することができるでしょう。

国家試験勉強中の学生や、今後、作業療法士を目指す方は以上の事を踏まえて、日々の学習、時間を大切にしていきましょう。